歯の情報局|小平市、鷹の台駅で歯科・歯医者・歯周病専門医をお探しの方は有賀歯科クリニックまで
歯の衛生週間
2009/05/27
今年もまた、6月4日から10日まで、「歯の衛生週間」が始まります。本来、「歯の~」というよりも、「お口の中の衛生週間」といったほうがよいでしょう。普段、定期的に受診されている方、痛くならないと重い腰をあげない(受診しない)方など、さまざまだと思いますが、これをきっかけに是非受診してください。お口の中の大切さを実感して下さい。またこれを機会に、一生お付き合いできる~かかりつけ歯科… 続きを読む
歯周病とインプラント
2009/05/20
最近、新聞をはじめメディアで、インプラントの話題が取り上げられることが多くなりました。皆さんご存じのとおり、これは人工歯根のことで、歯の失った所にこれを埋入することによって、歯とほとんど遜色ない噛み心地が得られるということと、見た目もよい(白くした場合)ということで、患者さんのQuality of Life(生活の質の向上)があがるということで、今脚光を浴びている治療法の1つで… 続きを読む
良い歯の日・・・歯周病と糖尿病についてー2
2009/04/18
今日は、4月18日(良い歯の日)ですが、皆さんのお口の中、お身体の調子はいかがですか?先日、このようなトピックスがありました。産経新聞には「歯周病は糖尿病の感染合併症」、日経新聞には「万病の元 歯周病」というものです。糖尿病の合併症として、網膜症、腎症、神経障害を三大合併症というのは有名ですが、歯周病は6番目の合併症なのです。世界中で大人の約8割が歯周病に罹患しており、その中で… 続きを読む
歯周病とメタボリックシンドロームについて~2
2009/03/18
お口の健康を保って、しっかり噛んで食べることは、メタボに良い影響を与えることはお話ししました。もし現在歯の本数が少ない、あるいはまったくない方でも、お口にあった入れ歯などをいれてよく噛んで食べれば、同様にメタボだけでなく、脳への活性化など体にとても良い影響を与えます。 メタボの診断基準は、 * 腹囲ー男性85cm以上、女性90cm以上、 (内臓脂肪の蓄積) ・高血圧ー最高血圧1… 続きを読む
歯周病とメタボリックシンドロームについて~1
2009/03/12
最近非常に話題になっているメタボリックシンドローム(メタボと略します)について、お話したいと思います。2008年から、厚生労働省によりメタボ検診が義務化されました。メタボリックというのは、「新陳代謝の」という意味で、メタボリックシンドロームは、よく内臓脂肪症候群といわれますが、広義の意味でいうと、~代謝不全症候群~という意味です。これはまさしく、生活習慣病の1つです。肥満、高血… 続きを読む
噛むことの重要性ー1
2009/02/28
今回は、噛むことの重要性についてお話したいと思います。よく噛むことにより、唾液も多く出ますので、お口の中だけでなく、体全体にも非常に良い効果があるのです。唾液の効果と重なるところもありますが、噛むこと(咀嚼)の効果をあげれば、 1.歯・顎の成長 2.自浄作用(汚れ・バイ菌を洗い流してくれる作用)→むし 歯・歯周病の予防 3.消化・吸収を助ける 4.正しい姿勢の維持→バランス感覚… 続きを読む
唾液の重要性
2009/02/12
以前、ドライマウスの恐怖についてお話ししましたが、その唾液についてお話します。唾液について、皆さんはどういうイメージを持っていますか?汚いものというイメージを持っている方も多いかもしれません。唾液には、様々な作用、機能をもっていて、人間にとって、なくてはならないものなのです。例えば、緩衝能作用(食後、お口の中を中性にもどしてくれる)、浄化作用(食べ物を浄化し、嚥下をスムースにす… 続きを読む
年頭にあたり
2009/01/07
新年明けましておめでとうございます。皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたします。今年も、お口の健康が全身の健康につながるよう、またQOL(生活の質)の向上につながるよう、努力してまいりますので、本年もよろしくお願いいたします。 院長 有賀庸泰 続きを読む
歯周病と低体重児出産について
2008/12/05
妊婦の方が、歯周病を患っていると、低体重児出産(早産)を起こす可能性が高いことがわかってまいりました。それは、お口の中が健康な妊婦の方に比べて、約7倍も早産を起こす可能性があるというものです。これは、歯肉に炎症があると、歯周組織中のプロスタグランディンE2(PGE2)という物質が増えるためです。このPGE2は、血管を拡張させ、陣痛促進としても働きます。そのため、子宮は早期に収縮… 続きを読む
歯周病と骨粗鬆症について
2008/11/17
現在、8020運動というものがありますが、これは歯が20本あれば、ほぼ何でも噛めるというもので、80歳で20本歯を残そう、目標にしようというものです。現実は80歳で7,8本といったところでしょうか。20本歯のある方と、20本以下の方の骨密度を比較したデータがあります。これは、20本ある方のほうが明らかに骨密度が高いのです。また歯周病が進行したり、歯を失ったりすると、咀嚼力(噛む… 続きを読む