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インプラント治療について(1)
2026/03/28
以前に、入れ歯についてのお話をしました。
今回から、インプラント治療についてお話ししたいと思います。3回に分けて説明する予定です。歯の情報局で以前にインプラントについて掲載してありますので、それも参照してください。
最近インプラントは、歯にとって代わる治療法として脚光を浴びています。
歯を失った場合、治療法として、他にブリッジ、義歯(入れ歯)などいくつか方法はあります。
インプラントの特徴として、
1. 噛み応えがよい(歯に近い)
2. 隣在歯を削らないで済む
3. 白い物を被せれば、見た目もよい(審美性に優れている) などがあげられます。
1の歯に近い とあげたのは、歯とインプラントはそもそも構造が違います。
歯は、ハイドロキシアパタイトという固い組織でできており、歯の中は、神経、血液、水分などが通っていて、歯の周りには、歯根膜という歯と骨をつなぐ繊維が走っています。一方、インプラントは、主にチタンなどの金属でできており、もちろん内部には神経、血液などはなく、骨と直接くっついています。
インプラントは金属でできているから、むし歯にならないからこの先もう大丈夫 と思う方も多いかもしれません。しかし、インプラント周辺の歯茎を含めた組織の炎症は起こります。歯はいろいろな組織でできてるため、ばい菌に対しての防御機能がありますが、インプラントにはほとんどありません。つまり、歯茎の炎症が起こった場合、インプラントは歯に比べて非常に内部に炎症が広がりやすいのです。これをインプラント周囲炎といいます。歯に比べて、処置もたいへん難しく、ひどい場合にはインプラント撤去ということもあります。この対処法としては、ご自身の毎日の的確なケアと定期的な歯科検診が最も大切です。
インプラント治療は、とてもよい方法です。ですが、インプラントも万能ではありません。歯科医師にすべて治療を任せず、患者さん自身が、まずインプラントのことをよく理解して、インプラント治療を行う必要があります。

