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噛むことの重要性ー1
2009/02/28
今回は、噛むことの重要性についてお話したいと思います。よく噛むことにより、唾液も多く出ますので、お口の中だけでなく、体全体にも非常に良い効果があるのです。唾液の効果と重なるところもありますが、噛むこと(咀嚼)の効果をあげれば、
1.歯・顎の成長
2.自浄作用(汚れ・バイ菌を洗い流してくれる作用)→むし 歯・歯周病の予防
3.消化・吸収を助ける
4.正しい姿勢の維持→バランス感覚の維持・転倒防止
5.脳の活性化(脳の血流を促進し、子供の脳の発育・成長、大人の認知症の防止など)
6.体と精神の安定
7.活性酸素を消す効果
8.老化防止
9.がんの予防
などなど、あげればきりがありません。
残っている歯の少ない方でも、入れ歯・インプラント等しっかり入れて、両側でしっかり噛むこと(一口30~50回噛んでください)によって、上記のような効果は得られます。<font=”red”>両方の歯で噛むことが大事ですよ。歯を抜けたままの状態にしておく方をよく診ますが、上記のようなことが得られないばかりか、歯のないところの歯茎はどんどん痩せ落ちていきます。できるだけ何かしら入れて、そこでも噛めるようにしてください。人間のからだは、使わなければ使わないほど、どんどん弱くなってきます。
つまり、左右両方の歯でしっかり良く噛んで食べることは、あなたの心身共に健康であるための欠かせない重要なことなのです。